螺旋状に成長している②

 

前回の投稿↓

螺旋状に成長している①

の続きです

  

目次

  1. ラセン式発達モデル(前回の投稿にて)
  2. 二つの視点
  3. もう一つの自分らしさ

 

この投稿は、目次の2番目から

 

2.二つの視点から


 

 岡本祐子先生の

 「アイデンティティのラセン式発達モデル」では

 

人は『自分らしさ』を模索しながら

螺旋状に成長していく存在で

 

中年期(40~64歳)頃に

自分らしさを改めに模索する時期が

何度かあるといわれています

 

 

そしてこのモデルは

成人期(20前後~60歳前後)の

アイデンティティについて

二つの視点を提示しています

  

一つは

 個としてのアイ デンテイティ

 

積極的な 自己実現の達成へ向けて

方向づけられる

 

例えばですが…

仕事や、自分の打ち込める何かに

目標をもって取り組む中で

得られる自分らしさ

  

 

もう一つは

他者との関わりによる

アイデンティティ

  

他者の成長や自己実現への

援助へ向けて方向づけられる

 

例えばですが…

育てる・ケアなど通して

得られる自分らしさ

存在価値など

 

 

この二つとも同じくらい重要で

 

その両者の統合が目指すところと

いわれています

 


3.もう一つの自分らしさ

女性の生き方は

考え方・価値観も含め

多様化してきていますね

 

とはいえ、今でも複数の役割を

担っていることが多く

 

何かを選択するとき

決断する時に

 

家庭の事情を配慮しながら

という方も多いのではないでしょうか

 

二つの視点のアイデンティティも

 

人によって

 

一生懸命に取り組んできた視点と

苦手な視点など

あったりすると思います

 

40~50代に入り

『自分ってどうしたいんだろう?』

と悩むときは

 

二つのアイデンティティの

バランスを取ろうと

葛藤しているのかもしれません

 

なぜなら

自分らしさ(アイデンティティ)は

自分の生き方(ライフキャリア)にも

大きく影響するから

 

人生後半は

もう一つの視点の自分らしさを

見直すチャンス

 

ちなみに私は

他者との関わりの中での

自分らしさに再取組み中です

 

今、自分に不足していた

主体性を育てているところです

  

皆さんはいかがですか

 


最後に

 

個のアイデンティティと

 

他者との関係性の中の

アイデンティティ

 

この二つの統合について

  

う~んと唸ってしまいますが…

 

意識次第で

色んな体験から取り組めると思うのです

 

ちなみに私

子供はいないのですが

 

仕事や家族を通して

他者との関係性の中での自分らしさ

を再構築中です

  

色んな人生の形があると思いますが

 

最終的には

自分が自分を両方の視点で

認められたらと思います

 

ここの考えは人それぞれです   

 

何歳になっても自己探求ing